おいらはあんこです。 よろしくね♪


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タグ:ラテンアメリカ文学 ( 11 ) タグの人気記事

スペイン語原書読書 “Boquitas pintadas”
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またまたプイグです。(^^;
("El Beso de la Mujer Araña" "Cae la noche tropical" 2冊とも挫折したくせに懲りないな~ ^^;)

数年前に翻訳本(『赤い唇』←絶版)のほうは読んでいるし、メロドラマ風の甘い恋愛小説だし、まあ、なんとか挫折せずに読めるかな~。(←希望的観測)

長い闘病生活の末、29歳という若さで亡くなった元恋人(ファン・カルロス)の訃報に接したネネは、彼の母親に手紙を書き始める。 今では結婚し、子供もいる彼女ではあるが、彼のことが頭から離れない。一度は彼に返した自分宛のラブレターをもう1度送ってほしい、と何度も訴える、、、みたいな出だし。
スペイン語は "Cae la noche tropical" よりは読みやすい。プイグの特徴的な書簡体小説。

と思って読みはじめ、2章まではさくさく読めたのですが。
3章めから、やたらと細々した描写(アルバムの描写とか、部屋の描写)、、、

既に挫折の予感が...^^;
まあ、いざとなったら、野谷センセに助けてもらうか...013.gif
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人々の欲望が渦巻くパンパの町。女たちはハリウッド映画のロマンスを夢見、男たちはタンゴの歌詞で女を誘惑する。美貌の青年が結核で死んだ。その母親のもとに、町のビューティー・クイーンだった女性からお悔やみ状が舞い込む。そこで明かされる意外な事実。二人の間に何があったのか。メロドラマのスタイルを借りてプイグが鮮やかに描き出す、青春群像。クールで熱いラブゲームが今甦る。 (amazonより引用)

“Boquitas pintadas”  (『赤い唇』)
【著者】Manuel Puig
【出版社】 Debolsillo 246p
ISBN 968-5957-64-9
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by oirahaanko | 2011-02-03 23:21 | スペイン語原書

“Dos crímenes” 読了

今年スペ語原書4冊め “Dos crímenes” 読了
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う~ん、いかにもメキシコらしい作品。
ブラックなユーモア、ユーモアの中に潜む皮肉、遺産相続問題、ちょっとエロエロ、ドロドロ愛憎劇、警察官の汚職、賄賂、、、なんでもあり、てんこ盛り。 もうお腹いっぱいです。

推理小説、登場人物が少なくないので、メモをとり、章ごとに3、4行程度の軽い要約文を書きながら読みました。(ぢゃないと、わからなくなってしまうのだ)
第9章から語り手が変わり、別の視点から状況が語られるようになってから、
お話が俄然面白くなっていきます。
伯父の毒殺、はたして他殺なのか、それとも自殺か、状況も二転、三転し、
犯人はいったい誰、、、ハラハラ、ドキドキしながら読んだのですが。
最後、あんな終わり方になって、、、028.gifモヤモヤ感が残りました。

で、この作品は映画化されていて、DVDも購入してあったので、本を読み終わった直後に、さっそく鑑賞。
おおむね理解していたとおりの展開でしたが、原作とは違う設定になっていたり、省略されていた点も多々あってちょっぴり不満。
ラストは映画のほうがより悲劇的に終わらせていました。
このシーン↓、シアワセそうに見えるけど、実は...005.gif
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推理小説って、ここ数年読んだことがなかったのですが、なかなか面白くて、
夢中になってしまい、気がつけば5日で読了。 
2年も放置していたのにねー。006.gif

“Dos crímenes”
【著者】 Jorge Ibargüengoitia
【出版社】Joaquin Mortiz Editorial  211p
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by oirahaanko | 2011-02-01 12:51 | スペイン語原書

おいら的好みの作家4人

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いつのまにか勝手に立ち上がってしまった!? "現代作家もの" を原書で読むプロジェクト

えっと、今年は 積読本消化年間 ぢゃありませんでしたか?
読んでいない本が山積みなのに、また買うんですか?
まず手元にある本を読みましょうよ!
という心の声をよそに、読書リストに これから読みたい本 がど~んどん増えています。(^^;)

で、おいら的注目作家4人をリストアップ。
Horacio Castellanos Moya  オラシオ・カステジャーノス・モヤ
Roberto Bolaño  ロベルト・ボラーニョ
Julio Llamazares  フリオ・リャマサーレス
Enrique Vila-Matas  エンリーケ・ビラ=マタス

オラシオ・カステジャーノス・モヤはつい先日、"El Asco"を読み、あまりにも面白かったので、他の作品も読んでみたいと思ってます。 この本のあとがきにロベルト・ボラーニョによる書評がのっていて、その中で彼がオススメしているモヤの作品が↓
"La diabla en el espejo" "El arma en el hombre"
Una novela negra, en realidad una novela negrísima ...って(^^;
ん~、どうなんでしょう。 暗い話、好きだけど...
"Desmoronamiento" だったら寺尾センセーの翻訳本(『崩壊』)もあるみたい。
(いざとなったら翻訳参照すればいいし)てなわけで、まずはこちらを買おう、ぢゃなくって読もうと思います。
あ、でもやっぱり買わないと読めないな。

Roberto Bolaño ロベルト・ボラーニョ
『通話』 を図書館で借りて、好きそうな作品をぱらぱらと読んでみました。
『センシニ』 『芋虫』 『刑事たち 』 いや~、これもかな~り面白い。
これだったら、原書でいけそう、かなあ~(いざとなったら翻訳参照すればいいし)てなわけで、 "Llamadas telefónicas" も購入リストに追加。

Julio Llamazares フリオ・リャマサーレス
は一昨年くらいに『黄色い雨』を読了。(←翻訳本)
暗くて救いのないお話だったのですが、これもかな~り好きな作品で、原書 "La lluvia amarilla" は買って積んでありました。
まずこちらを読みましょうね。

Enrique Vila-Matas エンリーケ・ビラ=マタス
現在もっとも熱い注目を集めているスペインの作家らしいです。(←木村センセーによると)
『バートルビーと仲間たち』  図書館で借りてきました。
この本、イタリアのタブッキも「この作品は面白いよ」と和田忠彦センセーにオススメしたらしい。
ぱらぱらと読み始めてみたのですが... すごーく面白いんだけれど、これは原書で読むのはちょっとキツイかな。
というわけで、あくまで <原書で> にこだわるおいらは、この作家は後回しにすることにしました。
この4人はおいらの好みにぴったり合うようです。
頑張って読むぞー!
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by oirahaanko | 2011-01-29 20:55 | スペイン語原書
“Dos crímenes”  を読み始めています。
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~スペ語原書読書月間~
1冊め: エルサルバドルの作家
2冊め: アルゼンチンの作家 (中途挫折)
3冊め: メキシコの作家 (再読)
で、次も...メキシコ人作家です。

来週からアルゼンチン行きなので、コルタサルにしようかな~とも思ったけれど。
1度挫折してるんですよねぇ… (^^;
ボルヘスも読んでないしなあ…(でも原書はまだ絶対ムリ)
アルゼンチン国内では、やっぱりボルヘス読んでないとダメでしょうけどねぇ…
でも、苦手なんですよね、ボルヘス。 (と言うと、頭悪そーと思われないかな、と思うこと自体、すでに頭ワルいですね。^^;)
プイグはいかんせん評価が低い。(らしい)

と、余談はさておき。
この本、以前1度読み始めたのですが、その後、イタ語に夢中になってしまって?中断。
2年近く放置していたものです。
(当然、内容は覚えていないので、最初から読み直し^^;)

お話はこんな感じ↓
カルロスとその恋人チャムカ(カルメン)は身に覚えのない容疑で警察から追われ、逃亡をはかる。 ほとぼりが冷めるまでしばらく別々に行動し、互いの親戚の家に身をよせていよう...ということで、チャムカはいとこのところへ、、、マルコスは10年以上音信不通だったお金持ちの伯父のもとへ。
しかし伯父の健康状態は良くなく、彼の遺産を狙う親族たちがマルコスの訪問をいぶかしげに思っている様子。 (ここまでで第1-2章)
着の身着のままで逃げてきて無一文のカルロスは、伯父に「鉱山を採掘するために来た」と
ウソを言い、投資してもらうことを依頼。 前金としてある程度のお金を得る。 チャムカに連絡して「あと10日ほど待ってほしい。 仕事が上手くいって伯父から残りのお金をもらったら、迎え行く」と告げる。 (ここまでで第3-4章)

ここまでは話がなかなか展開せず、タイトルである “2つの犯罪” が何なのか、まだわからない。

第5章に入って、ちょっとエロエロな場面がでてきたり、伯父の亡き妻が娼婦だったことがわかったり、カルロスはウソを重ねているし、、、伯父は遺言書を作成、親族は虎視眈々と伯父の財産をねらっているようだし、なんだかドロドロな雰囲気がしてきたぞ。
うむむ、話はどう展開していくのだろうか。

スペイン語は標準的で読みやすいけれど、未知単語はけっこうある。 推理小説っぽいので、読み飛ばすとわからなくなりそうなので、辞書片手に読んでいます。(←横着して、電子辞書)
1週間くらいで(出発までには)読みきりたいところ。

“Dos crímenes”
【著者】 Jorge Ibargüengoitia
【出版社】Joaquin Mortiz Editorial 211p
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by oirahaanko | 2011-01-28 22:02 | スペイン語原書
今年スペ語原書3冊め “ Las batallas en el desierto” 読了
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著者パチェコは詩人。
口語的、シンプルかつリズミックな文体が読んでいて大変心地よいです。
さすが、詩人の文章という印象。

親友の母親に恋をしてしまう少年カルロスの姿を、数十年後、本人の回想
という形で描いています。
彼のほろ苦い思い出だけでなく、同時に、40年代のメキシコも描かれていて、
アメリカの影響を受け始めた当時の様子が大変興味深い。
当時のメキシコは(今もそうですが)貧富の差、偏見、さまざまな問題をかかえており、少年は無理解な大人たちとの葛藤に悩み、恋焦がれた親友の母親は悲劇的な運命をたどる。
そんな過去を振り返って、少年の心に去来したものは何だったのだろう。
そんなことを考えながら読み終えました。
3年前に読んだ時よりも面白いと感じました。また読み返したい作品。
スペイン語は平明で読みやすいです。

あとがきに 「マリアーナ マリアーナ」 というタイトルで映画化された、とあったので、いろいろ調べているうちにYoutubeにて映像発見!

削除されませんように...
以前、「ペドロ・パラモ」の映画やクレヨンしんちゃんスペイン語版映像をブログに貼ったけど、
すぐ削除された^^;)

“ Las batallas en el desierto”
【著者】José Emilio Pacheco
【出版社】ERA 68p
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by oirahaanko | 2011-01-27 15:39 | スペイン語原書
“ Las batallas en el desierto” を読み始めました。
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1冊め: エルサルバドル作家
2冊め: アルゼンチン作家
で、次は...メキシコ作家です。

本の隅っこに 2008.3 と書いてあるので、3年前に1度読んでいるよーです。
確か、かなわぬ恋のお話...だったかな。
というわけで、再読です。

2冊め長編にちょっとてこずって懲りたので70P足らずの中編を選びました。

“ Las batallas en el desierto”
【著者】José Emilio Pacheco
【出版社】ERA 68p
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by oirahaanko | 2011-01-24 08:03 | スペイン語原書
今年スペ語原書2冊め "Cae la noche tropical"
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読了ではなく...はやい話がギプアップ。008.gif
残すところあと3章だったんですけどー(全部で12章)

第7章までは会話体。(途中、第4章に新聞記事が挿入されていたけれど、
物語の展開にあまり関係なかったので、さら~っと飛ばし読み(^^;
イタリアに住んでいたこともあるプイグらしく、シチリアの作家シャーシャ
のことも書かれてました)
お話はこんな感じ↓
ブラジル、リオデジャネイロで暮らすルシのところへ、娘を亡くした悲しみにくれる
姉ニディアがブエノスからやって来ます。
80歳を過ぎたこの老姉妹の会話を通して物語が紡ぎだされていきます。
二人の話題は主にお隣に住むシルビアという女性の恋のお話。
こちらはそのウワサ話にお付き合いしているような感覚で読みすすめていきます。
で、会話体の文章が書簡体へと変わり、お話が展開するのが第8章。
妹ルシが息子の住むスイスへと移住、そこで病死。
妹の死を知らされない姉ニディアは彼女に手紙を書き続けます。

と、このへんからスペ語で読むのがだ~んだんシンドくなってきまして。
まあ、それでも頑張って読んでいたのですが、第11章から告訴状だの
証人証書だのが出てきて、、、誰かが失踪したらしい、ということはわかったけれど
だんだん話の筋が追えなくなってきて、、、(泣)

(あ~、もうダメだ~)てな感じで、翻訳本カンニング。(^^;)
お話にのめりこみ、そのまま最後まで日本語で読んでしまった。(^^;;)
う~ん、原語で長編を読みきる体力が不足していました。それに、まだまだ語彙不足007.gif

テーマは <愛と老いとそして自立> かな。
子供を失い、夫を失い、妹まで亡くなってしまい、
さらに信頼していた人からも裏切られ、一度はブエノスに帰国するニディア。
それでも、再び妹のいないリオに戻ることを決意した彼女に
心からの声援を送りたくなる、そんな結末でした。
好きだな~、この物語。 プイグはやっぱりいいわ~♪

この本、絶版でなかなか手に入らず、それでもどうしても読みたくて、
amazon古本でけっこうなお値段で購入したのでした。(←アメリカから)

もっと力をつけて、いつか再読して読みきらないとだな。

"Cae la noche tropical" (南国に日は落ちて)
【著者】Manuel Puig
【出版社】Seix Barral  221p
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by oirahaanko | 2011-01-23 12:31 | スペイン語原書
今年スペ語原書1冊め "El asco" 読了
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なんと挑発的な表紙でせう。
お話はこんな感じ↓
カナダで亡命生活を送っている男が母親の葬儀のためにエルサルバドルに一時帰国した。
この男が、モヤという名の人物に延々と語り続ける...その内容というのが、なんと悪口。013.gif
「モントリオールに移住したのは戦争を逃れるためでも経済的によりよい生活をしたいわけでもない。ただエルサルバドルにいることが嫌なのだ。
Esta país no vale la pena nada.(この国には何の価値もない)」とまで言い切る。
祖国の悪口から始まり、友人、兄弟親族、大学、マスコミ、文化、医師、交通機関、食べ物までありとあらゆるものに対し悪態をつく。

章立ても改行もなく、延々とこの罵詈雑言文章が続くので、終いには(もう、いいかげんにしれくれ~)とイヤになってくるのだけれど、我慢して読み続けましたよ。
で、最後の数ページが、、、、まあ、なんと面白いこと!

すわ! パスポートの紛失!?

「このパスポートがなければカナダに帰国することができない」とパニックに陥る男の姿にただただ笑ってしまうのです。(ブラックな笑) で、見つかったかどうかは読んでのお楽しみ、ということに。 最後のオチ、これはややネタバレになってしまうけれど、この男、 トーマス・ベルンハルト という偽名を使っていたというところがミソ。

ただ、この トーマス・ベルンハルト を知らないと、この小説のユーモアは伝わらないかもしれません。
といかにも知ったかぶって書いているけれど、これはあとがきにあるロベルト・ボラーニョの書評を読んで知ったこと。(^^;)
以下、調べたこと
トーマス・ベルンハルトはオーストリアの作家で、自国をあからさまに非難するなど数々のスキャンダルを引き起こした。 彼が書いた『消失』という小説のなかでもオーストリアの読者の神経を逆撫でするような毒舌がたっぷり味わえる。
というわけで、この "El asco" はベルンハルトのパロディーになっているんですね。
あ~、面白かった。 037.gif スペイン語は簡単で大変読みやすいです。

"EL ASCO"
【著者】Horacio Castellanos Moya
【出版社】Tusquets Editores 139p
ISBN 978-84-8383-027-7
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by oirahaanko | 2011-01-22 19:19 | スペイン語原書
『蜘蛛女のキス』 マヌエル・プイグ
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20年以上も前ですが、エクトール・バベンコ監督によって映画化され大ヒット♪ (だったような気がする) ウィリアム・ハートがゲイのモリーナ役を熱演してました。 (オスカー取ったよね、確か)
かなり好きな映画だったのですが、今まで原作読んだことがなかったのです。 ^^;

今年はおいら的アルゼンチン年なので(←勝手にそう決めましたの)、
今年1年、スペイン語読書はアルゼンチン人の作家の小説を中心に読んでいこうと思います。
(と言っても、ボルヘスは敷居が高いし、コルタサルは何冊か読んで面白かったけれど難しかったしなー。 あと、手元にあるのは、オカンポの短編集か...
カルペンティエールも...と思ったら、アルゼンチンぢゃなくってキューバでしたね、彼は。 ^^;)
まあ、あとのことは、この本を読み終えてから考えましょう。

プイグもガボ(ガルシア=マルケス)と同じくシネフィルだったし、イタリアのチネチッタにいたことがあるので、イタリアとも縁があるのです。 
残念ながら、映画監督への夢は諦めたのですが、彼の小説の中には映画の世界が生き生きと描かれています。

イタリア語の読書は書簡体の小説、スペイン語の読書は会話体の小説、
どちらも楽しみながら読んでいます♪
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by oirahaanko | 2010-01-14 00:15 | スペイン語原書

『Aura』 Carlos Fuentes 読了

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感想は後日
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by oirahaanko | 2009-11-25 23:12 | スペイン語原書