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by oirahaanko

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先月読み終わりまして、今読み返しをしています。
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感想を書く余裕は今はありましぇ~ん、ので、後ほど(って、いつだー?)、ゆっくり書きます。

読後感は、せつなくやるせない気持ちでいっぱい...になります。
もしこの本をもっと若い時に読んでいたら、感情移入もできず、なんだか救いのない話だな...
くらいで終わっていたかもしれません。
人生折り返し地点を過ぎつつある(いや、過ぎた?)今読むからこそ、この作品をより深く味わうことができるのかもしれません。。。 しみじみ~。

語学的なことを言いますと。
最初は10ページ読むのに2時間くらいかかっていました。
2度目の今はその半分の時間もかからずに読めるようになりました。(←これは進歩ですな)
文法的には接続法は出てきますが、遠過去がほとんどなく、また、文体も簡素な表現なので、最初に挑戦する原書として最適だと思います。
↑ 10冊ほど読み比べてみてのおいら的感想...^^;

『La città e la casa』 (モンテフェルモの丘の家)
【著者】 Natalia Ginzburg
【出版社】 Einaudi 236p
ISBN 978-88-06-18149-9
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by oirahaanko | 2010-02-07 08:06 | イタリア語原書
全編手紙から成る書簡体の小説なので、わりと読みやすいです。

昨年、イタリアで、(よせばいいのに)10冊ほど原書を購入。 ^^;
パヴェーゼやカルビーノ、モラビア、シャーシャetc...のほか、ばなな、川端なども購入したのですが、ざーっと読み比べてみた結果、この小説が1番とっつきやすかった。
(実は、昨年末、 『Io non ho paura』 から読み始めたのですが、
どうものれなかったのですよね。 先に映画を観てしまったので...新鮮さに欠けるというか...
ま、そのうち、読みますけど)
というわけで。 
『La città e la casa』 「モンテ・フェルモの丘の家」(ナタリア ギンズブルグ著)です。
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登場人物がとにかく多い。 
最初の27ページくらいまでがキツイのですが、それを越えると、読みやすくなってきます。
というのは、ルクレツィアとジュゼッペという元恋人同士の最初の手紙がとにかく長~~~くて、
その手紙の中で、人物が次から次へと登場し、それぞれが濃ゆい関係を持っていたりして、
まるでテレノベラか?てな感じ。
ルクレツィアは結婚していて(夫の名はピエロ)、5人の子供がいるのですが、そのうちの1人はジュゼッペの子だと主張している。 ジュゼッペにはアメリカにフェルッチョという兄がいて、この兄と一緒に暮らすため、渡米する。 しかし、その兄はアンヌ・マリーという女性と結婚することになり、彼女はバツイチで連れ子あり。ジュゼッペにはアルベリーコというゲイの子がいる。 いとこのロベルタやら、ジュゼッペに恋していたアルビーナやら、友人のセレーナ、エジスト、その友だちのなんたらかんたら.....
う~、ややこしすぎるぜ! 
というわけで、最初の27ページはコピーして精読しました。
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この長~~い手紙の後は、2、3ページ(多くても5ページ)くらいの長さの手紙のやりとりになり、
同じ単語が繰り返し出てくるので(そのたびに辞書引いてるんですけれど ^^;)、最初の頃よりは苦労せずに読めるようになりました。
「ほんとうをいうと、私たちはそれほど若くもなかったし、いまだって、老人になってしまったわけでもないけれど」
この淡い喪失感はある年齢に至った人間には馴染み深いものだ。読み終わると、彼らみんなが読者である自分にとっても親しい者になっていることに気づく。人と人とは結び合うもので、そこから喜びと悲しみが生まれる。
池澤夏樹解説より
翻訳(須賀敦子)が池澤夏樹編の世界文学全集に入ってますので、図書館で借りて参考にしています。 とりあえず、1日10pくらいのスローペースで読んでいますが(それでも2時間くらいかかるのだよ...^^;)、今月中には読み終えたいです。
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by oirahaanko | 2010-01-13 00:10 | イタリア語原書